部活を辞めていなかったら、随分と今の生活とは懸け離れた日常をお送りしているに違いない。本はこんなに読む時間はなかったろうし、ピアノも弾いていないだろうし、友人との付き合いもかなり変わっていただろう。院を目指そうと思った、というかその学問に出会えたのも自由な時間が増えたお陰だし。
とにかく想像するに180度違っていたんだろうな。
確かにバレーができないのは淋しいけれど、だからといって辞めていなかったら良かったとは1mgも思わない。それは大学で部活を続けるのがどうとか、チームがいやだったとかそういうのじゃなくて、自分の採った選択肢に自信があるから。あるいは、今が一番楽しい、今を楽しく生きようと常に考えているからだと思う。裏返せば、将来を見込んだ生き方をしていないとも言えるのかもしれない。例えば、4年間部活を続けていれば何かが得られただろうとか、そんなことを思い描いてしんどい(楽しいのだけれど。)ことを乗り越えるのは嫌。(その体育会的な抽象論、精神論自体が嫌いだというのも否定しないが。)でも自分の中では先のことを考えていないのではなくて、自由な時間が増えることで選択肢の幅を広げることが目的だった。時間の使い方に失敗すれば無駄になるが、有効に使えば(ここが「今楽しければ良い」論)それだけいろいろなモノに触れることができるだろうなと思ったのだ。そして実際今はとっても充実した生活をお送りしている。(鬱になったりして周りに支えてもらったこともあったけれど。。)
人生万歳!(←まとめですらない。)