豚汁

さて、第一予選リーグ最終日ブラジル戦。
惜しかったねー。20−18で辛くも第5セットを制したブラジルが喜ぶ様は、あたかもメダルを取ったかのよう。よくここまでやった、日本!!
さて内容のほうですが…第1、2セットは、日本のスピードと攻撃の多様さに翻弄されたブラジルが焦ってあせって、いいペースで日本がとんとーんと奪う。 しかし、もちろんディフェンディングチャンピオンブラジルも簡単に3セットを取らせるわけがない。 1、2セットで集めたデータで第2セット後の休憩の間に対策を練って、そして第3セットはブラジルが…
って、おいっ!! フジテレビっ!!
何を考えているんだろうか。3セット目を見せないでどうするんだよ。いきなり4セットが始まったときには我が目を疑ったぜぃ。 時間がないなら第4セットを削りなさい。 バカフジテレビ。  ついでに文句を言えば、伊東美咲はバレーを見ないなら会場に来るな。NEWSはまだバレーを理解しようという気持ちが少しでもあるからまぁ許してやってもいいが、伊東美咲は番宣に来ただけじゃないか。 ドラマの電車男電車男が主人公じゃなくてぇ、エルメス(だかなんだか、知らん)が主人公なんですぅ、ってそんなこと知るか!!帰れ!
…というわけで、調子を取り戻したブラジルが第3、4セットは余裕で取りかえす。さすが王者。 そして第五セットは接戦の末ブラジルが制する。

今日もまた菅山が目立って良い。 実況は菅山が調子良い調子良いというが、菅山はたまたま調子がいいんじゃなくて、常に自分の精一杯をこなすことだけ考えているから、だからこそ第4、5セット(もちろん第3セットもだろうけれど)と相手に押されてる場面でも、第1、2セットと変わらず良いスパイク、レシーブが出来たのだと思う。 他の選手も見習って欲しいと思うが、これはなかなか出来るもんじゃない。菅山スゴイよ。
あと、注目すべきはブラジルの監督の最終セットの采配。12−14で日本のマッチポイントの場面。少し前に二枚替えした選手を戻すかと思いきや、一枚しか戻さない…?とわけのわからない采配をして、審判とごちゃごちゃして時間を稼ぐ。 そしてその間に大友の集中力が途切れたのかサーブミス。 おぉ怖い。世界レベルはこんなことをするのか? たぶん、7割方作戦のうちだと思うね。  でも、そうしたところで大友は集中力を切らすべきではないし、2点あるのだからもっと落ち着いて、流れを切らないよう入れにいくべきだった。
昨日、調子が悪くフェイントに逃げてばかりいた高橋はちゃんと調子を取り戻していたし、今日の試合は負けて悔い無し! 私は満足です。