その2
- 作者: 森山赳志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/12
- メディア: 新書
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なさそうでありそうな話。きわどいけれどうまいと思う。
以下ネタバレかどうかきわどいお話。
例えば国際問題のような、もっとでかい話が中心にくるのかと思いきや、血縁の話で少しガクッとなるけれど、でもそれはよくよく考えてみると違うんだね。むしろ国家間の関係というのは、単なる国と国との関係ではなくて、国民レヴェルまで下げて見ないと、問題が見えてこない。だからこんなリアリティあるかなしかぎりぎりの設定をしても、もしかしたら、と問題を認識させるきっかけになりうるのではないかな。
と、私は勝手に思うのですが。どうでせう?