沈むさかな (宝島社文庫)

沈むさかな (宝島社文庫)

ダイビングよく知らんから入りにくかった。






「現実味がない」と「ふぁんたじー」との差異の話。
この小説は前者に含まれる。荒唐無稽というか、話がでかすぎる。
でも同じ「でかすぎる」話でも「ふぁんたじー」あるいはSFは違う。
現実とはまた違う世界が出来上がっているからだと思う。
現実に「でかすぎる」モノを入れるから無理が出てくるのだ。
いわゆる「社会派」と呼ばれるミステリ。
私は最近、苦手だ。




前者の例↓

迷宮遡行 (新潮文庫)

迷宮遡行 (新潮文庫)

後者の例↓
死都日本

死都日本